今の仕事が辛くて「仕事をやめたい」と思っていても「仕事をやめることは甘えではないか」と悩んで、転職する決心がつかない人もいるのではないでしょうか。
私自身も3度の転職経験があり「仕事をやめるのは甘えだ」と思っていました。
この記事では「仕事をやめることが甘えではない理由」や「自分に合った仕事の探し方」を紹介します。
「仕事をやめるときに気をつけること」についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
なぜ仕事をやめたくなるのか?代表的な5つの理由
今の仕事が辛くてやめたいと思うことは「逃げ」や「甘え」ではありません。
他の人はなんとも思わなくても、自分には大きな負担になることもあるのです。自分は甘えのつもりがなくても、他人には「甘え」だと思われることがあります。
仕事をやめたい理由は人それぞれです。
入社試験や面接に合格し「ここで頑張ろう」と思って働き始めたはずなのに、どうしてやめたくなってしまったのでしょうか
私の経験を踏まえて、逃げたい理由を5つ解説します。
- 仕事量が多すぎる
- 人間関係がうまくいかない
- 仕事が自分に合っていない
- 責任が重すぎる
- 周りと比べて劣等感を感じる
1. 仕事量が多すぎる
「仕事量が多すぎて、いつも仕事に追われている」「仕事のことが常に頭の中から離れない」と感じて、仕事から逃げたいと感じる人は少なくありません。
自分しかやっていない仕事のため、みんなが帰っていくのに自分はいつも帰れないこともあります。
仕事量が多すぎると休んでも疲れが取れず、精神的にも肉体的にもストレスを感じ、仕事が辛くなります。
2. 人間関係がうまくいかない
人間関係も仕事から逃げたいと感じてしまう原因のひとつです。
同僚や上司との人間関係が良くないと、顔を合わせるだけでもストレスになるでしょう。
「ちょっとしたことで人間関係がこじれ、途端に居心地が悪くなってしまった」など、会社の人間関係で悩んでいる人は多くいます。
人間間関係は退職理由で最も多い原因です。人間関係がうまくいかない時は我慢する必要はありません。
3. 仕事が自分に合っていない
仕事に対する適正は人それぞれなので、どうしても仕事が合わないこともあります。
そもそも、自分に適性のない仕事だとミスも多くなり、うまくいきません。
このような状態が続くと、だんだん自信喪失になり精神的に不安定になる可能性があります。
仕事内容が合わず精神的に参っている人は多くいます。
部署異動を申し出るのも方法です。
4. 責任が重すぎる
大きなプロジェクトを任されるなど、責任が重すぎるとプレッシャーになり逃げたくなることがあります。
会社は成長の機会と捉えて仕事を任せたつもりでも、本人からすればそれが大きなプレッシャーになることも少なくありません。
適度なプレッシャーならモチベーションにつながることもありますが、責任が重いほどストレスも多くなります。
入社して長くなるほど責任のある仕事を任せられる傾向があります。
自分は望まなくても、断れないのが一般的です。
5. 周りと比べて劣等感を感じる
周りができる人ばかりで劣等感を感じている人は少なくありません。
「あの人はあんなにできるのに、なんで自分はできないんだろう」と周りの人と自分を比べて、劣等感を感じてしまうのです。
「自分に自信がない」「人よりも劣っている」と感じると、だんだんマイナス思考になってしまうことがあります。
人は誰かと比べたがる特徴があります。
他人は他人、自分は自分と思うことも重要です。
仕事から逃げることが「甘え」ではない理由
もし、「会社が合わないから仕事から逃げたい」と悩んでいても、罪悪感を感じる必要はありません。
人間関係と同じように会社とも相性があり、合わない会社に居続けることはとても苦痛です。
「会社をやめるのは申し訳ない」と思うかもしれませんが、我慢をし続けて体調を壊してしまってはどうしようもありません。
ここでは、仕事から逃げることが甘えではない理由をご紹介します。
- 自分の力では変えられないこともある
- 会社は責任をとってくれない
- 向いていない仕事もある
次のように考えると楽になります。
自分の力では変えられないこともある
仕事をやめたい理由の原因が他人にある場合「いくら自分が努力してもどうにもならない」ことも多くあります。
とくに、人間関係などは、自分以外に原因があることも少なくありません。
自分はなんとも思っていなくても、相手が自分と相性が合わず口を聞いてもらえないケースもあります。
他人を変えることは、自分を変えることの何倍も難しいのです。
会社は責任をとってくれない
会社をやめることは「責任を放棄している」と感じて我慢している人も少なくありません。
責任感が強い人ほどこのような傾向があります。
しかし、我慢し続けて体を壊しても、会社は責任をとってくれません。
我慢し続けてストレスに感じるようなら、やめることを検討しましょう。
向いていない仕事もある
世間では評判がよくても「自分には合わない仕事」もあります。
価値観は人それぞれです。
必ずしも、自分に適性がある仕事ばかりではありません。
ましてや、新卒で入社した場合は希望を聞いてもらえるケースは少なく、配属先の仕事が合わないことはよくあります。
「将来の自分がイメージできない」「頑張っても成功しない」場合は、向いていない可能性があります。
なぜ仕事をやめることが「逃げ」だと感じてしまうのか
仕事から逃げたいと感じていても、行動できない人もいるかと思います。
ストレスを感じながらも仕事を続けているのは、仕事をやめることが「逃げ」だと感じているからです。
なぜ、「逃げ」だと感じてしまうのでしょうか。
理由は次のようなものです。
- 会社に迷惑がかかってしまう
- 家族や周りの反応が気になる
- 人間関係が悪くなりそう
当てはまっている人もいるのではないでしょうか
会社に迷惑がかかってしまう
プロジェクトを任されている場合や、責任のあるポジションの場合は「仕事から逃げると会社に迷惑がかかってしまう」と考える人が少なくありません。
多くの人が「迷惑をかけてはいけない」と思い、仕事から逃げずに我慢してしまいます。
しかし、誰にも迷惑をかけない人生などありえません。
仕事から離れることで、結果を出せることもあります。
「自分がやらなければ…」と思う人は多くいますが、基本的に会社はあなたがいなくても回ります。
家族や周りの反応が気になる
家族に対する責任感で逃げられない人もいます。
「家族に心配をかけたくない」「子どもの教育費が必要」「住宅ローンがある」など、家族を思うあまり、後ろめたい気持ちになってしまいがちです。
しかし、その結果体調を崩してしまっては、働くことすらできなくなる可能性もあります。
むしろ「家族のためにリフレッシュして、新たな気持ちで仕事に取り組もう」と考えることが必要です。
筆者も一番に家族へ対する責任を考えました。思い切って相談すれば理解してもらえるでしょう。
大切なものだからこそ家族のためにやめるという選択肢は間違っていません。
人間関係が悪くなりそう
人間関係が原因の場合、仕事から逃げることで「関係がもっと悪くなるのではないか」と心配する人もいます。
確かに、忙しい時期に仕事を休んだり退職したりすると、一時的に厳しい態度をとられることもあります。
しかし、本当に自分が我慢することが状況改善につながるのかを考えましょう。
もし我慢しても今のまま変わらないのであれば、限界がくる前にやめたほうがよいでしょう。
人間関係の辛さは自分しかわかりません。
改善されなければ体調を崩す前に判断すべきです。
なぜ仕事をやめることが「甘え」だと思われるのか?3つの理由
「仕事をやめることは甘えではないか」と悩んで、なかなか転職に踏み出せない人も多いと思います。
なぜ、仕事をやめることを「甘え」だと思ってしまうのでしょうか。
理由は3つあります。
- 「転職=悪いこと」と思われている
- 周囲に合わせることが正しいと思われている
- 我慢することが当たり前だと思われている
どれも日本人特有の性格によるものです。しかし、気にする必要はありません。
「転職=悪いこと」と思われている
日本では「仕事はひとつのところで定年まで勤め上げることが美徳だ」という文化が残っています。
そのため、転職は途中で仕事を投げ出すことだと考えられ「悪いこと」と思われるケースも少なくありません。
しかし、転職は「仕事を投げ出すこと」ではありません。
幼い頃からひとつのことを長く継続することが大事だと教育されてきたことにも原因があります。
今はむしろ転職経験がある人のほうが多い傾向です。
キャリアアップのために転職するのはよくあります。
周囲に合わせることが正しいと思われている
日本人は「和」を見出すことを嫌う傾向があります。
たとえば、制服はみんな同じものを着なければならず、少しでも着崩していると注意を受けるなど、周りと同じでなければならない文化です。
「転職しないことが普通」だと考えている人から見れば「転職は異端な行為」と捉えられます。
少数派は嫌われる傾向がありますね。
我慢することが当たり前だと思われている
日本人は戦時中から「欲しがりません、勝つまでは」などと、我慢することが当たり前の教育を受けてきました。
そういった文化が根強く残っているため、根性論を好む傾向があります。
「我慢できずに逃げ出す=根性なし」と考ている人も少なくありません。
筆者も相談したとき「もう少し我慢してみたら?」と言われたことがあります。とくに年長者に多い傾向です。
仕事をやめることは「甘え」ではない!仕事をやめたほうがいいケース
嫌なことがあって、すぐにやめてしまうと「やめグセ」がついてしまうので、ある程度の我慢は必要です。
しかし、我慢しすぎて精神的に病んだり、体調を崩したりしてはどうしようもありません。
次の項目に該当する人は、今の仕事をやめることをおすすめします。
- 他にやりたいことがある
- キャリアアップに限界がある
- 将来性を感じない
- 会社がブラック
- ストレスで精神状態がよくない
該当する項目がないかチェックしてみてください。
他にやりたいことがある
明確にやりたいことがはっきりしていて、キャリアプランを考えている人は、やめることでさらなる飛躍が期待できます。
やりたいことを我慢して仕事をしても、モチベーションが上がらず、いい仕事はできません。
時間がたてば、転職できる可能性も低くなってくるので、やりたいことがあるうちに転職をしないと後悔します。
面接でも、キャリアアップが目的の転職は全くマイナスにはなりません。むしろ経験が評価されることもあります。
キャリアアップに限界がある
学歴でキャリアが決まる企業や、派閥で出世コースが決まっているなど、実力以外の部分でキャリアアップができにくいケースがあります。
大手企業などによくあるパターンです。
せっかく実力があっても、このような企業では実力が発揮できないでしょう。
自分の能力を生かせる企業へ転職したほうが、活躍できる可能性があります。
上司を見れば、自分の将来が見えます。
特定の人しか出世できないような企業体質の会社では活躍に限界があるでしょう。
将来性を感じない
将来性がある会社とは「時代の流れに応じて変化していける会社」です。
変化できる会社は生き残り、変化できない会社は淘汰されていきます。
時代の波に乗れず、沈んでいった企業は少なくありません。
柔軟に舵を切れない会社は将来性がありません。将来性がない会社はやめるべきです。
流れに乗れる企業はどんどん成長していってますね。
このような企業だとやりがいもあるでしょう。
会社がブラック
従業員を大切にしない「ブラック企業」に勤めているのなら転職しましょう。
具体的には次のような会社が該当します。
- コスト削減で、真っ先にリストラをする
- 利益を従業員に還元しない
- 従業員を使い捨てだと思っている
- パワハラ、セクハラ問題を放置
- 従業員の健康面に無関心
このような企業は、そもそもコンプライアンスを無視していることも多く、やがて大きな問題に発展するケースも少なくありません。
従業員が労働時間や休日出勤など、働き方に関して不満を言う人が多いのもブラック企業の特徴です。
ストレスで精神状態がよくない
「仕事に負荷がかかりすぎている」や「人間関係で悩んでいる」など、精神的にストレスを感じている場合は、会社に相談して部署を異動させてもらえないか相談すると応じてもらえることもあります。
それでも治らない場合は限界になる前に転職しましょう。
今のまま働いても、さらに体調が悪化することもあります。
あなたが病気になっても会社は責任をとってくれません。
仕事をやめることは「甘え」ではないが、気をつけることがある
「仕事をやめることは甘えではない」とは言っても、仕事を勢いでやめることはおすすめしません。行き当たりばったりでやめてしまうと、その後の転職活動に支障をきたすことがあります。しっかり計画を立ててからやめましょう。
「仕事をやめる時に注意しておくこと」を6つお伝えします。
- 転職期間中の生活費を確保しておく
- 失業保険の対象になるか事前に確認しておく
- 意思表示から2週間は在籍が必要
- やめる前に仕事を探しておく
- 会社以外の人間関係を作っておく
- やめたい理由をまとめておく
仕事をやめることで、精神的に病んでしまっては本末転倒です。
1. 転職期間中の生活費を確保しておく
現在の会社に勤めながら転職活動ができない人もいるでしょう。
会社を辞めたあとに転職活動をする場合は、最低で半年分の生活費を確保しておくことをおすすめします。
手持ちのお金がなくなってくると、転職を焦って条件の悪い会社を選ぶことになりかねません。
生活費が毎月いくら必要かを計算しておく必要があります。
生活コストを下げる努力も必要です。
たとえば、格安スマホに変更して基本料金をおさえるなどを行いましょう。
2. 失業保険の対象になるか事前に確認しておく
年齢と雇用保険の加入年数によって給付額は変わりますが、収入がない間の収入源となるので、もらえる場合は必ず手続きをしましょう。
失業保険の給付条件には最低でも1年以上の加入期間が必須なので、やめるのを先延ばしすることも視野に入れましょう。
新卒や転職1年目以内の人は、注意が必要です。
3. 意思表示から2週間は在籍が必要
やめたいからといって、明日から会社に行かないということはできません。
民法627条第1項では「退職の2週間前に退職の告知を行えば退職できる」と定められています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法第627条第1項
逆に言うと「退職を申し出た日から2週間後」にしかやめられません。
ただし、後任への引き継ぎなどもあるため、1ヶ月前に申し出ることが一般的です。
会社によって退職ルールが決まっていることもあるので、やめる前に確認しておきましょう。
4. やめる前に仕事を探しておく
できれば、次の仕事までに間をあけないことが理想です。
間があくと金銭面の不安も出てきます。金銭的な余裕がなくなると目先の収入を優先してしまいがちで、自分に合わない企業に就職してしまうケースも少なくありません。
そうなるとまた「やめたい」と思ってしまうでしょう。
退職前に転職活動を行い、なるべく早く次の仕事につけるようにしましょう。
5. 会社以外の人間関係を作っておく
相談できる人を作っておくと、客観的な視点からアドバイスをもらうことや思わぬところで仕事の紹介をもらう可能性もあります。
人間関係は必ず役に立つので、趣味などを通じて会社以外の人間関係も普段から作っておきましょう。
また、自分の味方を作っておくことも必要です。
話を聞いてもらったり相談に乗ってもらったりと、話せる人がいれば気持ちも楽になります。
6. やめたい理由をまとめておく
仕事をやめたい人の中には、明確な理由がなく「なんとなくやめたい」という人も少なくありません。
やめる理由が明確になっていないと、次の仕事も「なんとなく良さそう」という感じで探してしまい、結局失敗することがあります。
「なぜやめたいのか」「やめることで解決するのか」など、やめたい理由をまとめて整理しましょう。
転職することで「どうなりたいのか」や「やりたいことは何か」は、志望動機にも直結するので明確にしておく必要があります。
仕事を円満にやめるコツ
会社をやめる時には、なるべくスムーズかつ円満に退職しなければ、後でトラブルになることやその後の付き合いがしにくくなってしまいます。
円満に退職するための事前準備をしておくことが必要です。
円満な仕事のやめ方を3つ紹介します。
- 有給をきちんと消化してやめる
- やめたい理由はポジティブに
- 退職時期は上司と相談して決める
身勝手なやめかたをすると、訴訟問題になることもあるため、たとえ不満があってもきちんとやめましょう。
有給をきちんと消化してやめる
有給休暇は退職前にすべて消化する権利があります。
労働者として、当然受けるべき権利なので遠慮なく使い切りましょう。転職などの準備のために使うことはもちろん、退職日までまとめて消化消化してリフレッシュに充てるのもおすすめです。
退職のタイミングによっては有給の完全消化ができないこともありますが、有給休暇を買い取る制度を用意している場合もあるので、会社と相談しましょう。
健康保険はいつ脱退しても金額は日割りにならないので、月末まででやめるのがおすすめです。
有休をまとめて消化する場合は退職日から逆算して使い切りましょう。
やめたい理由はポジティブに
どんな理由でも、ネガティブな理由や会社への不満を理由にするのは避けましょう。
円満退社をするためには、やめたい理由を前向きな理由にする必要があります。
「上司が嫌い」「ミスが怖いから」のようなネガティブな理由で仕事をやめたいと伝えると「甘え」と判断されてしまう可能性があります。
会社への不満をやめたい理由にした場合は「改善のために時間がほしい」と、引き止めや引き延ばしをされることも少なくありません。かならず退職理由はポジティブに伝えましょう。
退職時期は上司と相談して決める
法律上は、2週間前に退職の意思表示を行えば、やめることが可能とされています。
しかし、1~2か月前には上司へ相談しましょう。
あなたが仕事をやめた後は、誰かが業務を補う必要があるため、引き継ぎの準備が必要になるからです。
有休を消化したい場合は、さらに余裕を持つ必要があります。
役職者など責任のある立場の場合はさらに時間がかかることがあるので、早いほどよいでしょう。
自分に合った仕事の見つけ方
退職が決まったら、いよいよ仕事を探すことになります。
闇雲に探しても効率が悪い上、想像とは違った会社に転職してしまうことになりかねません。
ミスマッチの企業に就職した場合、またやめることになりかねません。
そうならないためにもしっかりと仕事探しをする必要があります。
最後に、自分にあった仕事の見つけ方を3つ紹介します。
- 気になる会社の情報で調べる
- 転職の口コミサイトで調べる
- 転職エージェントに登録する
ひとつずつ解説します。
気になる会社の情報で調べる
求人情報だけでは、会社の全体像が見えません。
気になる企業があれば、企業のホームページはもちろん、四季報などで業績なども調べましょう。
一部の情報だけでなく、総合的な判断で企業を見極めることが大切です。
OBなどに話が聞ければ生の声を聞くのがおすすめです。さまざまな角度から調べましょう。
転職の口コミサイトで調べる
企業情報や求人票だけでは、社風や労働環境までは判断できません。
そこで、参考にしたいのが口コミサイトです。
実際に勤務している人や退職した人の生の声が投稿されているので、ある程度の判断ができます。
ただし、口コミサイトにはネガティブ情報が多いので、あくまでも参考と考え、鵜呑みにしないよう注意が必要です。
情報の古さにも注意して複数のサイトを見て判断しましょう。
転職エージェントに登録する
自分で探すことにプラスして、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは企業の採用担当者と直接話をしているため、企業の内部情報にも詳しく、公開されていない情報も持っていることがあります。
仕事の紹介に加えて、面接指導や応募書類の書き方なども指導してもらえるので、早めの転職が期待できます。
アデコなら平日の夜間も対応してくれるので、忙しい人にもおすすめです。
無料なので、円満な退職のし方ががわからない人や、転職に悩んでいる人は登録しておくことをおすすめします。
筆者が仕事をやめてよかったこと
今の会社が人生の足かせになってしまっている人は少なくありません。
思い切って会社をやめることで、大きく人生が変わった人は世の中に大勢います。
転職によって人生が必ず好転するわけではありませんが、今の会社で働いていることで苦しんでいる人には、仕事を辞めてよかった人の意見は参考になるのではないでしょうか。
筆者が仕事をやめてよかったことを紹介します。
- 健康的な生活が送れるようになった
- 気持ちに余裕が生まれ、優しくなった
- 楽しいと思える仕事に出会えた
- 大切な家族との時間が増えた
- ストレスから解放された
健康的な生活が送れるようになった
毎日残業続きでパワハラやストレスで身も心もボロボロになり、健康を損なっている人もいます。
会社をやめることで、残業で遅く帰ることもなくなり健康的な生活を送れるようになれば仕事以外のことにも目を向ける余裕ができ、休日の過ごし方も変わりますね。
結果として人生に楽しみを持てるようになります。
気持ちに余裕が生まれ、優しくなった
仕事に追われて過度な緊張状態が続くと、周囲の人への接し方も悪くなりやすくなります。
会社の辛さが原因で、家族や恋人、友人などにきつくあたった経験がある人も多いのではないでしょうか。
仕事を辞めることで気持ちに余裕が生まれます。
優しさや気遣いは、本人の心にゆとりがあれば優しさや気遣いができるようになり、人間関係が良好になります。
仕事が辛い会社をやめることで優しさを取り戻すことができた人はたくさんいます。
楽しいと思える仕事に出会えた
今の会社が「ただ稼ぐためだけの仕事」になっているなら、一度見直してみましょう。
お金のためだけに苦しい思いをして働くよりも、楽しいと思える仕事に就くほうがより良い人生を送れます。
転職することで、天職に巡り会えた人もいます。
キャリアアップが目的で転職するのがよい例です。
大切な家族との時間が増えた
仕事、仕事で、残業や休日出勤を繰り返していたら、プライベートの時間が確保できにくくなります。
家族と過ごしたり恋人とデートをしたりする時間も確保できず、残念な思いをした経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
時間に余裕を持てる仕事に転職したことで、家族との旅行や恋人と過ごす時間が増えた人もいます。
収入が減ったとしても、大切な人と楽しい時間を過ごすことに重きをおいている人にとっては転職が成功だったと言えます。
ストレスから解放された
自分に合わない会社で働いていれば、どんどんストレスが溜まります。
ストレスから解放されるだけで心身ともに健康になり、人生に楽しみを見出せるでしょう。
苦しんだあげく、体を壊しても会社は責任をとってくれません。
ストレスに悩まされている人は、限界になる前に対処したほうが懸命です。
仕事をやめたいのは「逃げ」や「甘え」ではない
誰もが一度は退職や転職を考えたことがあるのではないでしょうか。
ただ、仕事を辞めたいと思っても、やめた後のリスクなどを考えるとなかなか転職に踏み切れないでしょう。
場合によっては、転職後の生活が悪くなる可能性があります。
それでも、我慢して仕事を続けるほうが肉体的にも精神的にも良くないことです。
より良い人生を送るためにも、自分を信じ勇気を持って転職への一歩を踏み出してみましょう。
仕事をやめたいのは「逃げ」や「甘え」ではありません。
コメント